FlashLite2.0のShared ObjectはPCとは違う

FlashLite2.0でShared Objectが使えるようになっていて、これを使ってなんか面白いことできないかなと模索しているうちに、結構癖があるという情報にぶつかりました。
近接戦闘.BLO　 FlashLite2.0：SharedObjectでデータが保存できない

こちらのブログにも書いてありますが、

１、addListenerでリスナーに登録しないといけない。
２、ファイルを読み込むまでタイムラグがあるので、5から10フレの溜めが必要。
３、データを保存していたSWFファイルの内容が変更されていた場合(スクリプトの書き換えとかで)には保存していたデータが読み込めなくなってしまう

特に３が致命的かも…元のバージョンから修正されたSWFファイルは、同じ名前であっても異なるバージョンであると見なされるため、shared objectが読み込まれないというわけ。

もっといえば、

４、webブラウザ上で表示しているFlashLiteからはSharedObjectが参照できない。

SharedObjectを利用するには、データフォルダに保存するしかないようです。

１に関しては以下のサイトでPCとモバイルの書き方の違いについて触れています。
クリエイトウェーブ開発日記 FlashLite2のSharedObject

さらに、

５、異なる Flash SWF ファイル間でのデータの共有をサポートしていない。

６、ソフトバンクのFlashLite2は独自仕様で、SharedObjectが使えない。

という点も気をつけないといけないですね。

６に関してはアドビのサイトを見たほうが早いかも。
Downloads | Adobe Developer Connection