さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

FlashLite3.0、3.1とSharedObject

docomoの機種に搭載されているFlashLite3.0はとかくFLV再生のほうばかりが注目されていますが、SharedObjectについても注目すべきです。

前のエントリーでFlashLite2でのSharedObjectの扱いは制限があると書きました。

特に、以下の2点が厳しい制限です。
1、ネット上のSWFから参照できない。
2、複数のSWFで共通のshared objectを読むことができない。

それが、FlashLite3で改善されているのです。

docomoのページを見ると…
「作ろうiモードコンテンツ」リニューアルのお知らせ | サービス・機能 | NTTドコモ

制限はありますが、ネットからも利用できるようです。ただ…

・ブラウザ終了時にキャッシュの削除とあわせて、Flash Lite共有オブジェクト領域も削除されます。

この制限は厳しい…本当に一時的なデータの保持用ですね。インタラクティブ再生したFlashLiteのゲームでのデータ利用ぐらいでしょうか?

あと、docomoの上記のページでは触れてませんが、v3.1になって複数のSWFで共通のSharedobjectを参照できるようになっているようです。

ADOBEのマニュアルのP4に記述があります。
http://help.adobe.com/ja_JP/FlashLite/2.0_FlashLiteDevGuide2/flashlite_2.x_3.x_deploying.pdf

ただ、開発時の注意として、SharedObjectを利用する場合、メタデータの設定を行わなければならないので、docomo用のプラグインが必要のようです。

Sorry, this page is not available

再配布不可識別子、背景色透過も同様にプラグインが必要とのことです。