さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

bpTranの使い方

昨日紹介したメンテナンスツールbpTranですが、今日いろいろ使っていて使えるなあと思いましたので、使い方を以下つらつら書いていきます。

■目的:CMSツールでテンプレート化しにくいページを自動化する。

■方法:bpTranで定型部分を書き出して、後の微修正は手で行う。

■メリット
1、修正箇所が多い定型ページほど、メリットが出る。修正を見逃すという事故が防げる。

2、ソースがわからなくてもページを作ることができる。これは特にモバイルに言えることかもしれない。PCしかやったことなくても、このツールでテンプレ化すれば、ほぼ関係ないだろう。

■デメリット
エクセルでの作業にはいろいろ落とし穴があるというところぐらいか。その点については後述している。

■bpTranの使い方


1、Vectorからダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se157300.html

2、テンプレートを作る。
2−1、テンプレート化したいファイルを決める。
2−2、タイトルや日付など、ページによって変化する原稿部分を[タイトル]、[日付]などに置き換えて保存する。

で囲まれたほかの文字列はどうなるかというと、csvで規定していないものは無視される。

3、原稿ファイル(csv)をつくる
3−1、エクセルを立ち上げて、テンプレートで設定した項目を一行目に左から入力する。その際はいらない。 タイトル 日付…のような感じ。
3−2、2行目からおのおのの項目にあった原稿を入力する。

(注意)エクセルはセルに長文を入力できない、また長い桁の数字も省略表示になってしまう。(この辺の仕様はいつになったら解消するのだろうか?)

そういった場合は大量の本文を入れる場合は、後で、書き出したcsvファイルをテキストエディタで直接編集したほうが良い。

3−3、名前をつけて保存でcsvで保存

4、bpTranを立ち上げて、上記で作成したファイルを指定、保存場所を指定する。

5、csvをロードすると、下段にデータが読み込まれる。このデータをファイル名に使用したい場合は、「フィールド名を指定する」選択。ファイル名の連番の前に文字列をつけたい場合は、[プレフィックス]で文字を指定する。

6、「HTMLを作成」で、指定した場所にHTMLが書き出される。

(注意)1.htmlのような名前のファイルは1行目の項目を書き出したごみファイルなので必要ない。

機械的な作業はツールに任せて、気を配るべき箇所に集中すれば、思わぬ事故も防げるようになるはず。
サイトメンテナンスで苦しんでいる方は導入を検討してみてはどうでしょうか?