さくペラ

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Windows7とWeb版OfficeのUIについて

マイクロソフトが、次期WindowsのWindows7とweb版Officeを発表しました。
Windows7をぱっと見ると、Vistaの概観のままであまり代わり映えしない感じがしますが、タスクバー周りやファインダ周りを改良しています。

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以下、私が感じたことを書きます。

ぱっと見た感じ、OSXがまたパクられたという印象でした。
タスクバーのアイコンをクリックすると、OSXのDock&スタック機能のように、画面のサムネイルがリストで出てきます。
タスクバーがもはや、OSXのDockと変わらない感じになってしまっています。

ただOSXの上を行っているのは、アイコンを右クリックした際のメニューです。ここで、最近行ったアクションが選択できるようになるのだとか。これは便利。

また、ガジェットの表示は、ウィンドウを透過させることで見せるという方式をとるようです。ここはOSXとかぶらないようにする配慮でしょうか?

また、ファイルにmetaデータが付与されるようで、検索時にタグで絞り込んで、それを仮想的なフォルダとして扱えるようです。「ライブラリ」と呼ぶそうですが。
これって、Vistaに実装が見送られたWinFSのバーチャルフォルダなのでは?と思ったのですが、違うんでしょうかね…

これも、OSXでは10.4で搭載されたスマートフォルダという機能とほとんど同じなのですが…。OSXユーザーのおいらとしては、「やっとか」という印象以外感じません。

Web版Officeは無料で提供されるというインパクト以外あまり何も感じません。
webで作業をするメリットって、
1、複数の人たちで作業をシェアすること
2、集合知の利用
その辺りだと思うのですが、オフィスの文書を作成するときにあまり、そういったケースってないんですよね。

しかも、ネットで作業することでセキュリティが気になります。サーバが頑丈でも、家のネットワークが不安定だったり、途中のネットワークが不安定だったりして、文書が壊れたら…

なので、webとはシームレスなんだけど、ローカルで作業をするAIRアプリのような考え方が正しいのではないか?
と、私は思ったりするわけです。

ちょっと見解が否定的過ぎますかね…プラスの面も考えようかな。