さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

プログラマ回帰について

ここ何年もずっと悩んでいることがあります。
それは、仕事としてプログラミングをしない状態は不健全じゃないのか?ということです。

現在の私の職種はインフォメーション・アーキテクト(IA)といって、画面やサイト全体の設計、体験設計などを行っています。

それはそれで良いのだけど、やはり技術に裏打ちされていない体験など存在しないわけで、何年もIAをしていると「新しい技術の体験設計」などできなくなってしまうわけです。Flash/Flexなんか良い例です。

その負のサイクルから抜け出せなくなって、ずっと悩んでいます。

じゃあ、プログラムをやれば良いじゃない、というのが単純な回答ですが、そうそう現実はうまくいきません。
なぜなら、プログラマのほうが給料が安いという、日本のIT業界の構造的欠陥のため、「プログラマ回帰」に踏み切れないという実情があるのです。

なんでプログラマが冷遇されているか、彼らの社会的価値が低いのか、いろいろ要因があると思いますし、その答えなど分からないのですが、最近行ったシンポジウム「天下一カウボーイ大会」でやっぱり「プログラマ回帰」したい!と思いました。

プレゼンターの方々が生き生きしてるなあと。drikinさんとか。自分のプログラムを紹介しながら、すごく楽しそうだなあと。
以前の自分もそうだったよなあと。

なんか、それだけで十分でした。

はてな村amachangさんもすごく生き生きしてるなあと。結構はてな村を見てても、なんかうずうずしてくるんですよね。「おいらもなんか作りたい!」って。

かといって、上でも書いたように「専業プログラマ」はかなり生活が大変なので、しばらく趣味でドライブしていって、うまくいけば副業に発展していければ良いかなと思っています。