さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

ダヴィンチコードとイリヤッドの関係性

えーと久々エントリーです。イリヤッドの二巻を読み返していたら、見落としていた部分があることに気がつきました。
ダヴィンチコードとかさなり、さらに現在のイリヤッドの展開を予言するような箇所があったのです。

二巻でドクター入谷がサラマンダーの洞窟から東方見聞録の原本を発掘するのですが、そこにはかいつまんで次のような記述があったとしています。
1,元時代の中国でマルコポーロが会ったキリスト教徒はイエスは人間だったといっていること
2,イエスがアトランティスと関係していること
3,秦の始皇帝の墓にはアトランティスの地図が書かれていること

そしてこの謎を解き明かすために入谷が立てた仮説の中で、あのマグダラのマリアが出てくるのです。入谷の説ではイエスの妻だったマグダラのマリアは娼婦などではなくシュメール人国家の貴族の人と言っています。
シュメール人の話は出てきませんが、大筋はダヴィンチコードの説の根幹部分と重なっています。ダヴィンチコードはニカイヤ公会議で決められたことは嘘である、つまりイエスが人であることとマグダラのマリアはイエスの妻だったことが主張の根幹であるから。

イリヤッドではさらにその節を発展させています。
シュメール人貴族の末裔だったマリア。謎の民族とされているシュメール人ですが、牡牛信仰をしていた彼らこそアトランティス人だったとするのです。アトランティスではポセイドンとともに牡牛を信仰していたそうなので。

また、3に関しては今のイリヤッドのストーリーと話が重なってきます。現在のイリヤッドの舞台は中国なので。

秦の始皇帝とイスラエル人の関係としてはゼロの「イル・シャラーム」がかなり詳しくて、このあたりとかぶってきます。なんか様々な説が一つのラインになってきておもしろすぎです。

ゼロの「イル・シャラーム」では、突如として歴史上から姿を消した北イスラエルの人々が約束の地を求めて、東方へ民族移動し混血しながら中国までたどり着いたとしている説です。そして「漢民族」に対して「秦」と呼ばれた彼らは、中国を初めて統一し、約束の地への足がかりとするといったものです。

謎の民族シュメール人と彼らと混血したユダヤ人他様々な民族。彼らの伝承の中にアトランティスへの手がかりが残されているのではないでしょうか?