さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

デザインと認知心理学

デザインと認知科学って密接に関係していると思うんですよね。この辺をじっくり勉強できたらなーと最近良く思います。
もともとは認知言語学に興味があって、赤ちゃんが認知したものを言語へ落とし込んでいく過程とか、言語が持つスキーマなんか研究したかったのですが、まぁいいや。

以下駄文です。どうでも良い文章です。

デザインのディレクションってどうしても抽象的なものになりがちなのですが、「かっこ良く」という人それぞれの認知にズレが大きいワードだけでは、ディレクションしていることにはなりません。それに別の因子をいくつか加えて誘導することで、そのズレを最小限に抑えることができるのですが、それを引き出すのがなかなか難しかったりします。

人がモノを見てどう思うかというのは、その人の経験による個体差が出る所だと思うのですが、マクロな視点で見れば傾向があるはずなのです。例えばグルーピングの認知とかはその例になりそうです。

昔読んだ認知心理学の本で、個体同士が「グループ」だと判断できる密度というか距離はどのくらいか研究していたものがあって、それってデザインにおいてどれだけマージンを取れば、別のパラグラフだと認知させるかという部分と関連しているなぁなんてふと思ったりする訳です。

ほかではシンボルやユニバーサルデザインなんかは言語の違いを超えて、共通の認知をさせようとするものであったり、やっぱりデザインと認知科学って近しいんだなぁと思います。