spark67 part2に行ってきました
http://event.67.org/spark2009/
金曜日、spark67のセミナーに行ってきました。
その概要と感想について以下まとめます。
1、Flash JavaScript API A to Z(JSFL)
ロクナナ加茂さん
- Flashアプリケーションがつかうマクロ言語
- 繰り返し処理を行うような場合、有効。
- JSFLはJavaScriptベースなのでクラスはない。
- JSFLは処理が重い、forをまわしすぎるとFlashごと落ちるなんて事もある
- Flashで行う処理すべてをJSFLに置き換えることができる。
- FlashのDOM構造を解説
- 使い方のデモ。
- timeline.getSelectedFlasmes()の返り値がわかりにくい。
感想
Flashで繰り返し処理を行うような場合、すごくいいかもと思った。
たとえば新規プロジェクト作成で自分用にカスタマイズする作業を自動化して
自分用新規プロジェクト作成のコマンドを作ったりなんかもできる。
2、FLARToolkit
カタマリ さくーしゃさん
- アディダスのキャンペーンでキリンカップの試合の際にARを使ったイベントを行った。ステッカーをかざすと選手へのメッセージがとびでるようなもの
- マーカーは周りの光の状態によって認識できなくなることがある。なので、ケータイの画面にマーカを表示してかざすような場合、反射してしまいうまくいかない。
- ARToolKitの歴史的経緯を振り返る
- NyARToolkitはJavaベースなので、AS3に移植できると思い移植した。
- 特にARで何かやりたかったわけではなかったそう。移植が目的。
- ただ、FLARToolKitは処理が重い、アルケミー版に期待
- FLARでのがんばりどころは、むしろPapervisionなどの3D表現のほう。
- なので、Blenderの使い方から解説。ARは基本のSimpleCubeを使用し、3D表示部分を書き換えてデモ
- マーカーの回転と同期する3Dのデモ
- マーカーに追随する3Dのデモ
- タロタローグさんのARマーカージェネレータの使用方法
- UVマッピングのやり方
- WinだとなぜかFLARのフレームレートが落ちる。原因は解明できてない。なのでアディダスのキャンペーンもMacで行った。
- FLARToolKitの商用ライセンスの日本語版を近日リリース予定