コンピュータービジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会2.0に行ってきました
http://kougaku-navi.net/vrarxr/
土曜日は工学ナビさん主催のAR勉強会に行ってきました。
勉強会のつもりだったのですが、会場には200人を超える人。
むしろシンポジウムといったような感じでした。
以下、感想をまとめます。
1、スペシャルトークセッション Real×Reality
光学迷彩でおなじみ稲見教授とメーヴェをつくってしまったメディアアーティスト八谷さんを交えたトークセッション。
八谷さんがガンオタだったことを知り、すごく親近感が沸きました。
というのは、八谷さんが眼球移動で他人の平衡感覚をコントロールするマシーンをフラガナン機関のニュータイプ判定機に見立てて作ったりしてたから。知らなかった。行きたかったです。
ARを超える?Rを考える前に、リアルをどう捕らえるか?というテーマだったのですが、全体的に人間の感覚をどうコントロールするか?というお話をされていました。ヒューマンハックとでもいうのでしょうか。面白い研究分野ですよね。
あと、トークセッションの中で橋本さんがマーカーの上に3Dを出すだけのARではもう限界がある。
センサーと組み合わせたフィジカルコンピューティングのインターフェイスとしてのARについてさらっと語っていました。
それがその日のイベントの要約だったようにも思います、というのは、その後の発表のほとんどがそっち系の話だったから。
2、おのおのの発表
こちらに関してはあとでまとめます。
感想
楽しかった半分、残念半分という感じでした。もっとARインターフェイスを突き詰めたデモ発表を見れると期待しすぎていたからかもしれません。
あとモバイルへの進化という方向はあまり見られなかったのも残念でした。
※akio0911さんのアプリは超楽しみにしてます!
あと、ARが置き去りにされているような感じもしました。どちらかというとmake的な電子工作的な話が多くて、そういうものに興味がある人は十分楽しめたかと思います。
ネタ的には十分楽しめたのですが…
なんかネガティブ発言ばかりはイヤなのでポジティブな感想を。
今現在いろいろな技術が公開されていて、開発環境はそろっています。と橋本さんがまとめたスライドを見せてくれたとき、ズキっと来るものがありました。KAKEHASHIプロジェクトもすばらしい活動だと思いましたし。
おいらみたいに、C言語で構造体やポインタぐらいまでしか扱えない人でもなんか作れてしまうような時代なんだなと、再認識しました。
※OpenCVのライブラリ楽しみにしています。
これはもううだうだ言う前に手を動かしてなんか作るしかないなー思いました。