最近聴いているvocaloid曲を10曲チョイス
なんか、ふとブログを見返してみていたらこんなエントリーが
今年のベストソング - さくっとモバイル
今聴いている曲となんら差がないじゃん…FACTとMoonbugがないくらいか?
ということに驚愕。
自分の中での音楽観は2007年で固まってしまったのかなあと、ちょっと呆然としてしまいました。
それにしても最近聞いているのはvocaloidばかりなんですよね。vocaloidは完全にマーケティングから離れたところの創作活動なので、買わせよう的な作為も感じないから気ままに楽しめるので聴き続けているのかな、と思いつつ。
やはり当初から感じてましたけど、売れ線狙いじゃないので濃いんですよね。その濃さがたまらない。
くどいくらいサビを重ねた曲とか、ジャーマントランスにとがった曲とか。
id:kawangoさんが熱く語るように、最近はオリコンチャートにも顔を出し始めてるくらいなんですよね。
やっぱ濃さ=芸術性の高さに直結してるんだろうなと思う次第です。
最近のボカロは般若心経旋風が巻き起こってますが。そのシュールさも全部込みで面白いなあと思っています。
以下、最近気に入ってるボカロ曲をちょっと紹介します。
- トリノコシティ
タケノコシティという替え歌も面白かったですが、そのオリジナル。自分の存在について真剣に考える10代の歌。テンポの良い曲がくせになる。
去年からスマッシュヒットを飛ばし続けてるハチさんの最新作。スカコアのロシア風というおもしろい曲調です。ざくざくしたギターのリフが好きなんですよねー
- リフレクト
自分を信じられない、傷つきやすい10代の歌って感じがとても良いんですよね。おいらもこんなときが会ったなあと。
- ナキムシピッポ
8bitピコピコテクノ。ざくざくいうリズムの音はちょっと電気グルーヴっぽい。
- ハロ/ハワユ
radwinpsのようなリズム感のある曲。キャラのイラストがハチクロっぽくて、歌も良いです。かなり最近聴いたなあこれは。
- モザイクロール
ざくざくしたロックチューン。アニメーションがシャフト風味で相当レベル高い。これも自己破壊的な歌だなあ。
- 空中アクアリウム
トリノコシティの40㍍Pの曲。アジカンみたいな疾走間を持ったロックナンバー。青空を見ながら聞くと気持ちいいです。
- The Endless Love
このジャーマントランスは本当に聞いていて気持ち良い。鼻そうめんPはアニメ制作のBONESの方です。さすがプロの仕事という感じ。
- 自白
coccoの新曲かと思うくらい似てるwリンは歌い上げる曲にもってこいみたいですね。
- ローリンガール KAITOver + ラップ
最後は、人の声との掛け合わせですが、この疾走感は朝、通勤急行をのってるときにぴったり合うので良くきいてます。
とりあえず10曲。もっとたくさん良い曲があるし、今この瞬間にもリリースされてそう。
全体傾向としては、閉塞感を持った10代の苦悩とか歌ってる曲が多いと思う。商業音楽ではあまりないとおもうので、vocaloidの曲で救われた10代は今は多いのかもなあ、とかとか。
3年目を迎えたvocaloid旋風はますます大きくなっていくでしょう。海外からも注目されているみたいだし、そのうちvocaloid曲がビルボードを駆け上がったりして。