さくペラ

さくっとぺらいちというサイトのつづき

英文法について::シリアスゲーム

スキーマ理論の独自応用というものは「日本語の中に英単語を埋め込み、スキーマの形成につなげよう」。というものでした。
二浪目の夏にPCを購入したので、そういったテクストを作る環境が整っていたのです。

大学に入り、webに触れ、前述の日本文に埋まった英単語のweb版の制作に取り掛かりました。大学一年の頃です。その頃IEは3.0でNNも3.0でした。
2つのブラウザの表示の違いにもだえながらもweb版の制作をしていました。

ただ、その後英語よりもwebに興味が行くようになりました。IEとNNが4.0になって、スタイルシートが使えるようになり、より凝ったデザインのHPを作るほうへ好奇心が傾いていったのです。ま、そのあとの経験が今の職業に結びついているので、全然よいのですが。


英語に頭が向いたのはそれから2年後。卒業研究になってからでした。3Dのゼミだったのですが、3Dに本当に嫌気がさしていたので、何か別のコンテンツを制作しようと思っていました。

当時、スキーマ形成に必要なものは何だろうと考えていて、大量の英文をインプットすることと、日本語のパラフレーズとしての英語を増やしていくことだろうと思っていました。

その考えと当時はまっていたFlashオーサリングをミックスさせて、英文学習RPGなるものを卒業制作で作りました。
当時は言葉としてはなかったですが、今で言う「シリアスゲーム」の類です。

このゲーム「Phrase Card」はその後も若干の改良を重ねて、今はshockwave.comと契約してサイトで公開されています。
その前はMacPeopleでも何度も取り上げてくれてうれしかったなぁ…。(つづく)